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sound note 99

趣味ピアノがメインのブログですが、他にも書きたいことを自由に書いています。 移り行く気持ちをそのまま綴っているのでいっていることに一貫性がなく矛盾だらけです。

fが出せないのは心の問題だったのかも

レッスンのことを書くのも久しぶりです。

ブログを書いてない期間もレッスンはずっと今まで通り週一で行っていました。
全然、練習はしてなかったけど・・・。
今は発表会の曲を少しずつやっています。

今年の発表会も生徒3人と先生だけのこじんまりとしたものになると思います。
生徒さんの中に先生から歌も習っている方がいて、その方が20分ぐらい歌ってくれるので、
1時間ぐらいの会になります。

その方は子どもの頃からずっと習っている方な、今は社会人になって家も出てピアノがない環境にいて、弾けるのはレッスンの時だけだけど、ピアノも歌もとても上手です。

もう一人の生徒さんは、知的障害のある男の子ですが、とてもきれいな音で弾く子です。

みんな上手です。

発表会に出たくなくて逃げていた時の私は、練習しても全然上達もしないし、先にも進めなくて、全然上手に弾けなくて、他の生徒さんはそんなに練習しなくてもどんどん先に進んで、どんどん上手になって、どんどん難しい曲も弾いて・・・。
練習してもちっとも良くならない自分が、すごく惨めに感じていました。

その頃に比べると、今は10分の1も練習してないのに、発表会には出ようと思えています。

他の人と比べてあんなに惨めに感じていたのに、今は、周りの人がみんな上手だから、自分が頑張らなくて良くて、下手でも発表会に出れてラッキーと考える始末です。

そう思っていることをそのまま正直に先生に言ったら、笑ってました。

だからと言って、曲を仕上げなくてよいと思っている訳ではなくて

昨日のレッスンの時、どうしても曲のはじめのfではじまる音が出せなくて、少しずつ修正されながら、何度も弾いたけど、なかなかできなくて。

手の置く位置が手前になってたり、音が弱かったり。

そんな自分を見ていて、自分の中の弱さや自信のなさが音に出ている気がして。社会の中での自分の位置を考えた時に、すごく劣等感を感じてしまうし、自分に自信が持てないのだけど、この曲を弾く上でそれを捨てないと、自分が聴いていいなと思った曲に近づけない。
この曲をかっこよく弾けるようになって、自分の弱さも克服するんだぐらいに思わないと、弾けるようにならない気がして、変わろうと思ったら、一瞬で変われた。

ずっとピアノを弾く時の悪い癖、音がとどまらずにパッと離してしまう癖も、どうせ私なんかっていうネガティブな思いや、これでいいかな?大丈夫かな?と恐る恐る考えてしまう弱さが原因なんじゃないかと思ったら、それも変えられた。

客観的にみて、そこまでしてこの曲を弾きたかった自分にもびっくりした。

すぐに変えられた私を見て先生は、やってみたらすぐにできたね。って言ってくれたので、

途中で、できないのは心の問題だって悟って、がんばって変えたって言ったら、

自信はなくてもいいんだよ。100%自信がある人なんかいないよ。
自分はできていると思ったら、そこで成長が止まってしまうよ。って言ってました。
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以心伝心?

今日のレッスンは来年の夏(?)の発表会用のデュセックのソナチネをみてもらいました。

前みたいにたくさん練習することがなくなってきたので、ただ弾いて練習しているだけだと人に聴かせられるものにならないかもしれないから、速く弾けるようにすることは後回しにして、
楽譜通り正確に弾けるように。
テンポやリズムが一定になるように。
自己流のフレーズにならないように。
弾きにくい音の時に音が抜けないように。
聴いている人が変わったとわかるように、はっきりと強弱がつくように。
どういうふうに作ろうとしているのかが伝わるように。
そういうのを優先させて、後で修正しなくても済むように、着実に作っていきたいと思っていました。

先生にはそのことを全く伝えなかったのに、私が望むことを教えてくれました。
私が今までと考え方を変えた時、言葉で伝えなくても先生いつもわかるんですよね。
何でわかるんだろう?

やっと

やっとピアノを通して音楽を楽しいって感じられるようになった気がします。

そのことを先生にも伝えたら、楽しいって感じられるのは良いことって言ってもらえました。

ブルグミュラーを時間をかけて少しずつ完成させていくのが楽しくて、次の曲もブルグミュラーにしました。

前に完成させられなかった「お別れ」。今なら完成させられそうな気がしたので。

もう飽きた?

この曲もう飽きた?と先生から聞かれました。
先週も同じこと聞かれました。
先週も今週も飽きるほど弾いてないから、まだ大丈夫と答えました。

ここまで来たら合格とかじゃなくて、作品として仕上げることを目指したほうがいい
と言われました。
やっている曲はブルグミュラーの「ちょっぴり不満」(小さな嘆き)
音楽を作ることをしていくともっと楽しくなると先生は楽しそうに言っていました。

最近、先に進まないことに対して全く焦りがないので、
もう少しこの曲を楽しんでみようと思いました。
作品として仕上げるってどういうことなのか、
いいところまでは行ったことあるけど、仕上げられたことはないから
面白そうと思いました。

3曲みてもらいました

先週はへこんで帰ってきたけど、今週は3曲みてもらいました。
「ちょっぴり不満」はもうそろそろ終わりというところまで来たので
夏の間にずっと練習していた舟歌も見てもらいました。
それと先週から始めたデュセックのソナチネ。
3曲みてもらうのなんて何年ぶり?
でも、私があれもやりたいこれもやりたいと言うので
先生は笑いながら見てくれました。

前にも合格してないのに次の曲を見てもらおうとしたことがありました。
でも、その時は嫌な顔をされました。
今にして思えば、私が先に進むことだけを目的にして見てもらおうとしたのを
見通されていたのだと思います。
私も、いつの間にか、先に進んでも同じこと直されるだけだから
意味がないと思うようになりました。
だから、どんなに次の曲を練習していても、どんなにその前の曲に時間がかかっていても
次の曲を見てほしいと言い出すことはありませんでした。
いつまでたっても先に進めないことや練習した曲をみてもらえないことが
ストレスになっていることは感じていたけれど・・・。

3曲みてもらった後、私の心は軽くなりました。
そしてパート中の私の仕事のスピードも上がりました。
ピアノが多少のストレスになっていることはわかっていましたが、
まさかそこまでの影響を与えているとは思いませんでした。

前はダメだったのに、今回はみてもらえた理由は
私があまりにも無邪気にやりたいって言ったからだと思います。
下心がなく、その曲を弾きたいっていう純粋な気持ちしかなかったから。

あれ?なんか暗い日記になっちゃった。

母に言われて・・・

先週は頭痛でレッスン休みました。
なので、同じ曲を家で練習していたら母に言われました。
もう、その曲飽きてるんじゃない?
弾けてるのにずっとやってると気持ちが落ちてくるから、
先生に言って違う曲にしてもらったほうがいいよ。
母と私は同じ先生にピアノを習っているのですが、
母は私のことにほとんど口を出してきません。
そんな母が珍しく言ったので、これはきいたほうがいいと思いました。
そして、先生に母に言われたことを伝えデュセックのソナチネのを見てもらいました。
いろいろとできてないことを言われ、ぐだぐたと言い訳をして
先生と話しているうちに、飽きていたブルグミュラーのちょっぴり不満が
なんでつまらなくなっているのか、理由がわかって
先生に伝えたら、弾いてみる?ってなって
弾いてみたら、前よりはよくなってて。
行き詰ったら、気分転換に違う曲を弾くと新しい発見があって
行き詰ってた理由が分かることもある
って、冷静な時は当たり前で当然のことに感じるけど
わーってなって訳が分かんなくなってる時ってこういう発想できないのよね。
ちなみに、行き詰ってた理由は、フレーズの閉じ方が下手で、
それは私が歌に興味がなかったり、自分で表現することに興味を示さなかったことが
原因なのですが・・・。
あ、自分で表現することに興味がなかっただけで、
プロアマ問わず自分ではない人が表現しているものを見たり聴いたりして
いいな~素敵だな~と思う心はかろうじてありました。
なので、先生からも不思議がられていました。
いいな~とか素敵だな~と思った時に自分もそれを取り入れようとか真似しようとか
そいうふうには思わない?って聞かれたけど、
そういう人はすごい人だからできて自分にはできないって思ってたって言ったら、
同じ人間だから全くできないってことはないよ。テクニック的に難しいことはあっても
それ以外の部分はできるよって言われて、
その発想はなかった~と答えたのでした。
私の思考、歪んでますよね。

今日のレッスンは5分弾いて25分話したい

月曜の夜から甥っ子ちゃんが一人でお泊りしてるのだけれど
じいじにお留守番を頼んでレッスンに行ってきました。
そんな訳でいつもみたいにゆっくりはできない
けど、教えてもらいたいし先生とお話(雑談)もしたいしので
5分だけ弾いて、25分話したい。って言ったら
25分弾いて、5分だけ話すじゃないの?って驚かれて、
どっちかっていうとお話のほうがしたい。って言ったら先生笑ってた。
結局、15分弾いて30分お話して帰ってきました。

それでもちゃんと教えてもらいましたよ。
原典版のブルグ25はスラーが細かく切れいているのだけれど
スラーが切れているからと言って流れも切ってしまうと
ぶつ切りになってしまうから、
音は切れても流れがきれないように弾くにはどうしたらいいか
っていうのを習ってきました。
音を切るために手を高く離すのが怖くてちょっとしか離せなかったんだけど
力が抜けていれば高くしても大丈夫ということがわかったので
できるようにまた練習します。


まだ終わってないけど次はブルグ舟歌

レッスンで、ブルグ25の16番ちょっぴり不満の次は
ブルグの舟歌にしました。
勝手に練習してたけど、先生にはまだ言ってなくて
昨日、次は今暑いから涼しくなるように舟歌がいいって言ったら
反対されなかったので、そのまま。
その次は貴婦人の乗馬弾きたい、その次はデュセックのソナチネ。
私が子どものように弾きたい曲を一気にあげるから、先生は笑ってました。
でも、私ついこの間まで弾きたい曲がなかったんです。
レッスンで弾く曲も発表会で弾く曲も全部先生に選んでもらってました。

舟歌も昨日少しだけみてもらって、左手の弾き方と練習方法を教えてもらいました。
しもんさんの動画ではリズムは刻まないで6拍子を2つに分けて弾く方法でしたが
先生はもっと簡略化して和音が変わる時にだけ弾き直して響きの違いを感じるという方法。
一番初めにやる練習としてはこっちのほうが手を動かす回数が少ないのでやりやすい。
慣れてきたらしもんさん方式にしていくといいなと思いました。


「センスないな(笑い)」って言われて

今日のレッスンはソナチネ55-3を見てもらいました。
ちゃんと見てもらうのは初。
かっちりと固い感じの曲かなと思っていたら
ドルチェの軽やかなかわいい曲でした。
練習してて左手が上手く入らないし
なんか弾きにくいと思ってたんですよね。
で、なかなかフレーズを作れない私を見て先生が
「センスないな(笑い)」って言ったんです。
そして私が返した言葉が
「今、磨いているところなの。これから身につけるから大丈夫だもん。」

文字にしてしまうと売り言葉に買い言葉のきつい会話になってますが
10年以上見てもらってて、信頼関係がある中で言っているので
実際にはお互いにかなり笑いながら言ってて和やかな雰囲気です。


前にもセンスないって言われたことがあって
その時はすごくへこみました。
でも今日はへこまないですぐに言葉を返せたのは
自分のことがわかってきたからだと思います。

私は1曲にすごく時間をかけて、自分で納得できるようになってから先に進みます。
これは先生の方針ではなくて、私を見て先生がそうした方が良いと判断して
そうしてくれています。
そうすると、こなした曲の数(弾いた曲数)が少なくなり
曲に対する経験値が増えないので、センスがつきにくくなります。
(これは私の考えなので、間違っているかもしれないけど・・・。)

だから、センスがないのは仕方がない事、ないならこれから付ければいい。
センスがないの自覚しているから、レッスンの中で少しずつ学んでいけばそれでいい。
そう思っています。

このまま記事を終わらせてしまうと、
1曲に時間をかけて進むことのデメリットが強調されて終わりになっちゃうから
メリットもあげておくと
その曲の中で学べることが自分のものになってから進むので
歩みは遅いですが着実に上達していけます。
あとは、その曲のことを深く理解することになるので、ほとんどの曲を好きになれます。

レッスン中だった、ソナチネ36-2、
家で練習している時も弾いていて楽しいって感じるようになってたんだけど
今日のレッスンで、もうちょっとバタバタ弾いてみてって言われて
弾いてみたらすごく楽しく弾けて、練習不足でミスタッチも多いけど
もうこの曲はこれでいいかなっていう満足感があったので
とりあえずいったん終了にして、来週から発表会で弾く予定の55-3を
みてもらうことにしました。
前に指使いだけ見てもらっていたので、しっかり練習できそうです。

あまりに楽しく弾けたので、レッスンから帰ってきてすぐにブログ書きました。
こんな楽しさはいつぶりだろう。

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このブログについて

2016年7月にココログで「初心者だけど、ピアノが好き」という名前でブログを書き始め、2018年9月に「sound note」に名前を変え、2019年7月に忍者ブログに引っ越しました。ココログの時に書いていた記事とコメントを移しましたが、コメントにタグが入ってしまいました。ココログのほうも残してありますので、読みにくい場合はhttp://yumiko.tea-nifty.com/piano/をご覧いただくか、このブログ内のカテゴリー「バックナンバー」の記事に貼られているリンクよりご覧ください。

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