sound noteのメインはhttps://sound99ing.blogspot.com/へ引っ越しました。 こちらはサブになっております。メインブログには書けなかった記事と音さがしをこちらで書いています。
ブルグミュラー25の練習曲は
色んな出版社から楽譜が出ているので、
複数持っている方も多いと思います。
私も4つ持っていて、
原典版にはペダルが入っていないけど
全音版には入っている。
音楽之友社版は原典版に近い
と、それぐらいの違いしか知らなかったのですが、
頂いたコメントがきっかけで、調べたら
大きく分けて「ロマン派スラー」と「古典派スラー」という
2つのスラーのつけ方があることがわかりました。
手持ちの楽譜の
「La Candeur」(素直な心)の
はじめの部分の画像を載せますね。
(画像をクリックすると拡大画像が見れると思います。)
東音企画
スキャンした画像なので見にくいですが、
スラーが2重になっていて
濃いほうがA.ルートハルトによる「ロマン派スラー」
薄いほうがブルグミュラー初版譜に基づく原典版「古典派スラー」
上の段に書いてあるのがコード記号
下の段に書いてあるのは和音記号
ウィーン原典版
東音企画さんの画像で見にくかった「古典派スラー」は
この画像を見て補ってもらえたらと思います。
全音
(母がレッスンで使った楽譜なので、書き込みが入っています。)
「ロマン派スラー」で書かれています。
(原典版にはなかったペダルがついています。
ペダルが苦手な私は、ペダルがついている
という単純な理由で全音の楽譜を避けたのですが、
大きなフレーズを作るために必要なんだなってことが、
比べたことでやっと理解出来ました。)
音楽之友社
原典版に忠実な校訂がされている楽譜なので、
やはり「古典派スラー」で書かれています。
ロマン派スラーと古典派スラーを
実際の演奏を聴き比べてみようと思って
動画を探してみたので、貼っておきますね。
(私が探した動画なので、違っていたらごめんなさい。)
ロマン派スラー
古典派スラー
ところで、ロマン派スラーと古典派スラーって何?
と思って調べたのですが、
ネットではあまり情報が得られず・・・。
この記事が参考になるかなと思うので、
リンク貼っておきますね。
(またしても無断リンクでごめんなさい。)
https://ameblo.jp/chipmop1021/entry-11147152276.html
今回は、スラーに注目して比べてみましたが
「違う」っておもしろいですよね。
そして、書かれているスラーだけじゃなくて
書かれていないスラーも感じないと
音楽にならないんだなと、改めて思いました。
ランキングに参加しています。クリックすると
やり直しピアノ 人気ブログランキングのページにとび、
このサイトにポイントが入ります。応援ありがとうございます。
<p>くらぽんさん、こんにちは<br />
かつです。</p>
<p>画像のアップありがとうございます!<br />
4冊楽譜見比べなんて贅沢!!<br />
昔は全音さんのようなロマン派スラーが一般的だったように記憶していますが、音友さんも古典派スラーになったのか?!と驚きました。<br />
全体的に原典傾向にありますが、校訂版も自然で良いスラーだと思います。。<br />
私も東音企画を使っていますが昔の慣れでロマン派スラーにしています。</p>
<p>7小節目のデクレッシェンドのかけ方も全音さんだけ違いますね!おもしろいなー</p>
<p>くらぽんさん、こんにちは。<br />
私は全音北村千恵校訂版です。<br />
下の動画はバイエル全曲制覇されている方ですね。</p>
<p>脚注欄に注意書きのある物もあるんですよね?</p>
<p>私には良く分かりません。</p>
<p>かつさん、こんばんは。</p>
<p>音友さんはNew Editionとなっていて、第一刷の発行が2006年、解説は春畑セロリさん。なので作り直したものと思われます。</p>
<p>本当ですね。7小節目、おもしろいですね。<br />
全音さんの8つの音符で小さいくするのと、他の版の4つの音符で小さくするのをどうやって弾き分けるかと考えたら、楽しくなってきますね。</p>
<p>東音さんの楽譜、2重スラーになっていて、おもしろいですよね。<br />
61ページに2重スラーの活用法がちゃんと書いてあったことに今気付きました。ブルグミュラーを習い始めた頃は全く理解できてなかったけど、少し習って理解できることが増えている気がします。もう一度、全部の解説読み直してみようと思います。</p>
<p>何だか、かつさんのコメントで色んな気付きを得ることができました。<br />
ありがとうございます。</p>
<p>あずにゃんさん、こんばんは。</p>
<p>下の動画はそうです。バイエルの全曲制覇もしています。<br />
アイオワ大学の音楽学部(多分)のチャンネルで、何人かの先生(と思われる方)で、初級~中級レベルの色んな楽譜をコンプリートしています。<br />
初心者さんが弾く曲はほとんど全部あって、とても勉強になります。</p>
<p><br />
質問の意味をちゃんと理解できているか自信がないけど、<br />
演奏の手引きや楽譜の活用方等、書いてあったのですが、私の力不足で全然理解できていませんでした。もう一度読んで、勉強し直します。</p>
<p>くらぽんさん、こんにちは。</p>
<p>リンク先がロシアピアニズムの大野先生でしたので<br />
さすがに畏れ多かったです。<br />
あなたはセンスが良いですね。<br />
(先生の選択は大正解だと思います。)</p>
<p>2015年のショパンコンクールの出場者も習いに来ているというね。</p>
<p>あずにゃんさん、こんにちは。</p>
<p>それは大変失礼いたしました。</p>
<p>道理で。「ロマン派スラー」「古典派スラー」があることはわかったのですが、わかった上でどうやって弾いたら良いのかという私の疑問の答えが書かれていたのはあの記事だけだったのです。</p>
<p>くらぽんさん、こんにちは。<br />
そろそろピアノ熱が戻ってきましたね(笑)</p>
<p>とむりん少年の熱い日々<br />
<a href="http://www.himajin.net/diary/p.php3?3845/86#630425" target="_blank">http://www.himajin.net/diary/p.php3?3845/86#630425</a></p>
<p>お時間がありましたら読んでみてください。</p>
<p>現在の解釈ではバイエルのスラーは校訂者が書いたみたいですけどね。(不明)</p>
<p>あずにゃんさん、こんにちは。</p>
<p>言われて気付きました。ですね。</p>
<p>リンクありがとうございます。<br />
すごいお話し、と思ったら野村先生。さすがです。</p>
<p><br />
</p>
ブログ内検索
最新記事
コメントについて
このブログについて
リンクについて
カテゴリー
リンク
最新コメント
アーカイブ
ブログ村
P R
最古記事