一つ前の記事で動画を撮った話をしたのですが、
撮る時にすごく舞い上がってしまって、全然落ち着けなかったんです。
弾く前から 下手だから恥ずかしいなという気持ちを抱くことが多いのですが、今回はそういう気持ちはなかったんです。だからそんなに緊張しないと思っていたんです。
なのに、緊張しました。
その状態、発表会の時にも毎回なるので、何とかできないものかなと思って、調べたんです。
そしたら、真面目な人ほどテンパりやすいとか、高いゴールを設定する人ほどパニックになりやすいとか、書いてありました。
それを見て、思い当たることがありました。
先週のレッスンの時、指使い変えたんです、それがまだ馴染んでいませんでした。
それと、装飾音が下手なのでそれも直すといいねとなって、今までも気付いてはいたけど積極的にどうこうしようってしてなかったのに、すごく意識するようになって、まだできるようにはなっていません。
その2つは私にとって今回の高いゴールだったと思います。
それに私が苦手意識のあるフレーズを作ることが重なって、頭パンパンでした。
あれしなくちゃ、これしなくちゃ、と思うことが緊張で舞い上がることにつながるっていうのがすごく理解できました。
だとしたら、意識しなくてもできる状態になっていれば、気にする必要がないから、緊張しないんじゃないかなと思いました。(この前に書いた、かじかんでしまう手と一緒ですね。)
あとは、できなくても死ぬようなことはないって開き直る。そしたらできないことが気にならないから緊張しない。
今はまだ本番まで時間があるから、練習して意識しなくてもできる状態に持っていくっていう選択肢があるけど、直前にもし先生に変えてって言われたら、聞いたふりして こっそり切り捨てる勇気を持つのも大事だなと思いました。(ここだけの話、私の先生はちょっとでも良くしようという気持ちが強いので、本番直前に弾き方を変えようっていうことがあるんです。)
で、練習する時にできないって思って弾かないで、できるって思って弾くのも多分大事。
これからの練習は、本番でどうなりたいかを考えて、それに合わせた練習に変えます。
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