私がこの曲をおもいろくしたいという気持ちになっていたせいか、
いつも以上に曲作りと、それをするために必要な弾き方を
先生はたくさん教えてくれた。
頭パンパンになるぐらいたくさんあって、
リミットも近づいてきているけど、できるかぎりやってみようという感じです。
弾かないでできる練習をして、いつもより楽譜をよく見る時間が増え
少し音楽を感じられるようになって自分にもそういった部分があることに気付いた
っていう話を先生にしたら、
そもそもここに来ようと思ったってことは、
その時点で音楽を感じたいと思ったんじゃないの?って聞かれたので、
その頃、ドラマ「のだめカンタービレ」がやっていてそれを観て
音楽で表現するって楽しそうって思ってて
そんな時に家で母が大人になってゼロから始めたピアノを弾いていて
下手なりにも表現しようとしているのが伝わってきて、
私も同じ先生に習ってみたいと思って習い始めたって言ったら、
もうその時点で音楽を感じてたんじゃない?
どこで感じられないって思っちゃったんだろうね?って言われました。
私、表現とかテクニックってあまり考えないで来てしまったんですよね。
体に力が入り過ぎていて、どうしても音が固くなってしまうから
自分の音から感じにくかったっていうのあるし、
テクニックは身につきずらい状態だったっていうのもあるけど、
基本的なこともままならない状態だからその後と思っていた面もあし、
センスないし、苦手、できないって思ってたんですよね。
実は、2、3か月前からピアノと一緒に発声練習的なことも習っていて
先生の専門は声楽なので教え方も上手で、
歌は無理、嫌いって言っていたのに、今は週に一度声を出すことが楽しくなっていて、
まだ発声練習しかしてないけど、そこからピアノを弾く時に応用できることもあったりして
そういったことも楽しかったりしている。
ソナチネアルバムは無理って言ってたのに、弾くことになってから、
自分が無理、できないって思っていたことが、
どんどんひっくり返っていて、もう自分で自分のことがよくわかないって先生に言ったら
音楽をやっていると、急にできなかったものができるようになって、
一つできるようになると次から次へと色んなことができるようになることがあるんだよ。
って言われました。
そんな話、初めて聞きました。
1か月後の私はどうなっているんだろう?
そうそう、音が変わったかどうかですが、先生に聞く前に
スマホで録音して自分で聴いてみたら、こうやって弾いてみようって試した部分の
いくつかは変わっていました。弾き方がうまくいってなくてできてない部分もあって
そこの部分は今日のレッスンで私からは言わなくても先生が感じ取って
教えてくれたように思います。
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