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sound note 99

趣味ピアノがメインのブログですが、他にも書きたいことを自由に書いています。 移り行く気持ちをそのまま綴っているのでいっていることに一貫性がなく矛盾だらけです。

土台と飾り

土台1

楽譜に書かれた音が、

全部聴こえるように鳴っていること。

装飾音とか3連符ですべっているのは

聴こえない音。

和音は抜けている音がないように鳴らす。

 

土台2

音が拍にのっていること。

3拍子の3拍目が短くなったり、

同じ音が続く時、後ろになる方の音が

雑になって短くならない事。

 

土台3

曲が終わるまで、よどみなく流れていること。

転がってしまったり、

流れを止めてしまっている音はないか。

無意識に、手が傾いて重い音になると

流れは止まる。

フレーズの頭をたくさん作り過ぎると

流れは悪くなる。

 

土台4

小さなスラーに惑わされず、大きなまとまりで捉える

16分音符より1拍。

1拍より1小節。

1小節より2小節。

2小節より4小節。

4小節より8小節。

8小節より16小節。

山を後ろに持ってくると

大きなまとまりを作ることができる。

だいたい4小節で1つのまとまり。

3小節目の頭に山がくる。

 

飾り1

曲に強弱をつける。

 

飾り2

曲に合った速さで弾く。

 

飾り3

音色やアクセントをつける。

 

先生は、その時の私が理解できる範囲で

私が気付いていないことを

最大限、教えてくれるのだけれど

その内容が多くて私は振り回されてばかり。

上手になりたい気持ちも強いから

言われたことは全部守ろうとして

逆に訳がわからなくなってしまうこと、しばしば。

でも、冷静になって考えているうちに、

先生が教えてくれる内容を

土台の部分と飾りの部分に分けて考えると

理解しやすくなるかもしれないと思って

私の頭の整理もかねて、書いてみました。

私の先生は上に書いた土台の部分を

すごく大事にしている先生なので、

どんなに指が動いて、つっかえずに弾けても、

土台の部分が出来ていないと

飾りの部分をほとんど教えてくれません。

逆に、はじめは強弱がついていなくても

注意されることはありません。

大人のピアノというと

表現が醍醐味のように思って

飾りばかりに目がいっていたけれど、

それは大きな勘違いで、

しっかりした土台の上にあってこそ

飾りとなる表現も生きるんだと

最近になってやっとわかったのです。

 


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「まとまり」について考えてみよう その2

その1の記事を書いてから

2か月以上たってしまったので、

何のこと?って感じもしますが

私の中で、何となくの答えが出たので

書いておきますね。

弾くこと、楽譜に書かれた音を鳴らすことに

一生懸命になり過ぎて、

視野がどんどん狭くなって

楽譜に書いてある

一番小さな「まとまり」ばかりに目が行っていた私は、

先生に

頭がたくさんできているよ とか

4小節ずつのまとまり、8小節のまとまりを意識して

と よく言われていました。

早く次の曲に進みたかったり、

間違えないように弾くことに意識が向き

まとまりを考えるというのは

優先順位でいったら、かなり低いところにありました。

その一方で、

きれいに弾きたい、

上手になりたいという気持ちは強く、

練習はそれなりにするのだけれど、

当然、思うような音は出ず、

もどかしい思いをしていました。

まとまりについて、

何回も同じことを言われ、

言われて、頭では理解できても

弾けるかというと、それは別の問題で

わかっていても弾けない。

いや、本当はわかっていなくて

多分、腑に落ちていなかったんだと思う。

で、何きっかけに変われたかと言うと、

曲って始まってから終わるまでが一つの流れで

ずっと流れているものなんだなと。

そんなことを、ふと思ってからでした。

その時にまとまり対して

下の写真のような自分のなりのイメージが持てて

なんか、それから少し変われた気がします。

Matomari


こうやってみると、16小節、8小節、4小節は

まとまりを感じられるのに、

1小節って、全くまとまりを感じられないのが

よくわかると思います。

この1小節で区切られた、まとまりのない感じ、

まさしく、その時の私の弾き方です。

まとまりについて、すごく気になり始めた私は

今度は、譜読みについて知りたい

と思うようになりました。

すでに、いくつか記事も書いたのだけれど、

まだまだぼんやりとしていて、

よくわかっていない感じです。

ま、譜読みの定義自体 曖昧だから

はっきりとした答えは出ないだろうし、

色んな方法があるし、

人によっても色いろだと思うけれど、

初心者でも、音楽的な知識がなくても

こういうことをしたら曲を理解したり、

イメージを作るのに役立つよっていう方法を

また書きたいなと思っています。

譜読みについて考えてみよう その2

譜読み、その中でも、

音を出さなくてもできる譜読みについて

考えることにしたんですが、

これ、譜読みに入るかどうか

微妙なところでもあるんですが

はじめに、イメージ作りにのための音源の活用

について考えてみました。

というのも、私の場合、曲を決める時って

音源から入ることがほとんどで

楽譜を見てというより、

曲を聴いてから楽譜を見て

弾けそうかどうか考えてから

決めることが多いんです。

子どもの場合だと、

初見の勉強にならないから

音源は聴かせなかったり

上級者の方だと、

自分のイメージ作りの邪魔になるから

聴かないようにしたりもするらしいですが、

楽譜を見て頭の中で音を鳴らして

曲のイメージを作るのは、

私には無理なので、

音源を活用するのは有効なことだと思うんです。

それでは、譜読みの初めの曲のイメージ作りに

音源を役立てるにはどうしたらいいか考えてみます。

今までの私は、ただ漠然と聞くだけで

その曲がどんな雰囲気の曲か、

明るいのか、暗いのか

激しいのか、穏やかなのか、

それぐらいのことしか感じていませんでした。

でも「イメージを作る」という目的をしっかり持って

聴いたら、聴き方も変わってくるし、

楽譜を見ないで音源を聴くだけで、

初心者でも曲のイメージを作ることって

できると思うんです。

私が思いつく範囲で、

5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・どうした)と

五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)をもとに、

イメージを引き出すヒントになりそうな

質問を考えてみました。

色で表すとしたら?
どんな色?
どんなトーン?
パステルカラー?ダークカラー?ビビット?

天気は?
光で表すとしたら?
太陽?月明かり?シャンデリア?ろうそく?

場所で表すとしたら?
どんな国のどんな場所?
外かな?建物の中かな?

時間で表すとしたら?
時代はいつ?
季節は?
何月ぐらい?
一日の中でいったら?
朝?昼?夜?
何時ぐらい?

その景色の中に人物がいるとしたら?
年齢は?
男の人?女の人?
動物や虫たちもいるかも?

どんな香りがするだろうか?
あるいは、どんな香りが合うだろうか?

どんな飲み物がその曲に合うだろうか?
コーヒー?ワイン?紅茶?

どんな食べ物がその曲に合うだろうか?
ステーキ?スープ?フルーツ?

さわてってみたらどうだろう?
冷たい?やわらかい?

どんな音が鳴っている?
川のせせらぎ?カフェでのおしゃべり?

もし自分かその景色の中に入り込めるとしたら
どんな位置から見たい?
上から?下から?遠くから?近づいて?

その景色を見たらどんな気持ちになる?

曲が流れていくにつれて、イメージしたものは
どんなふうに変わっていく?

こうやって自由に空想しながら聴いていったら

楽しそうじゃないですか?

でも、思ったことはすぐに忘れてしまうから、

メモしておくといいと思います。

正解はないし、人に見せる必要もないし、

後で変わってもいいわけだから、

思いつくままに書いていったら

いいんじゃないかなと思いましす。

絵が得意な人は

イメージした情景を絵に描いてもいいし、

俳句や詩が得意な人は

一句書いてみてもいいと思います。

自分のメモしたワードをもとに

ネットで画像検索して、

イメージにピッタリのイラストや写真を

探してみるのでもいいと思います。

曲を聴いてイメージをふくらませて、

曲と自分を近づける作業をするのって

楽しそうですよね。

と、ここまで書いておきながら、私、

ここに書いてあることって、

頭の中で考えているだけで、

実際にやっていないのです。

なので、今からやってみますね。

そして、この記事の続きですが、

次回は楽譜を見てできる譜読みについて

考えてみようと思います。

譜読みについて考えてみよう その1

「譜読み」って言葉を聞くと

何となくの意味はわかるけど

どこまでを「譜読み」というんだろう?

そもそも自分の中ではっきりここまで

という考えを持っているわけでもない。

ネットで調べてみたところ、

人によって解釈に違いがあることがわかりました。

そして、約8割の人が「すぐにピアノを弾いて

音を出しながら考える」ということがわかりました。

実際に音を出して譜読みを始める人が多いのです。

楽譜をみてイメージを固めてから弾く人は

少数派というのが意外でした。

楽譜をみてイメージを固めてから弾く人たちの声を

みていると、必ずといっていいほど

指がうずうずして、早く弾きたくなる

と言っています。

このテーマのスタートは「譜読み」でしたが、

譜読みというより

楽譜をみてから弾くか、

弾いて音を出しながら考えるか

ここが大きな差になっていることがわかりました。

音を出さなくてもできる譜読み、

これを知って、まとめておくことで

「私の譜読み」が見えてくる気がします。

「譜読み」について

いつかしっかり考えてみたいと思って

手元に少し資料を揃えておいたので

それを見ながら考えてみます。

「まとまり」について考えてみよう その1

去年の夏、スタッカートの弾き方をすごく直されて、

秋、スタッカートについてすごく考えて、

冬、スタッカートの弾き方を直されることは

ほとんどなくなって。

春、最近直されるのは、まとまりの捉え方。

自分でも、できていないのはわかってるんだけど

何がどうできていないのかがわからない。

楽譜に書かれた通りに音を鳴らしてはいるんだけど

弾けたっていう感じがない。

弾けてない訳じゃないんだけど、

何か物足りなくて、もやもやする。

それは、曲の難易度に関わらず

どんな曲でも同じような感じになる。

理由はまとまりに対する意識が低いから。

先生に教えてもらったことを思い出してみると

先生はことある毎に、楽譜の見方や考え方を

教えてくれているんですよね。

たくさん教えてもらっているのに、

それをうまく使いこなせない。

だから、またレッスンノートを振り返ったり、

ネットで調べたり、本を読んだりしながら

しっかり考えてみることにしました。

つづく

 


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ふと思ったこと

ピアノの練習って、

できないことをできるようにする

って思ってしまうけど、

見方を変えて、できることを増やすって考えると

楽しさが増す感じがする。

ちょっと練習したら・・・

弾けない部分の中の1小節だったら

弾けるようになった。

片手だったら弾けるようになった。

♩=60だったら両手で弾けるようになった。

・・・

できることを増やしていくって

考えたほうが楽しい感じがする。

 


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感情を込めることについて自由に書いた記事

音楽に正解はない。

と色んな人が言うように、

その通りだなと思う。

だから、これから書く内容も、

今の私のレベルでの話しで、

反対意見の人はたくさんいるだろうし、

私も数年経ったら

考え方が変わっているかもしれない。

けっこう勇気がいるけれど、

でも、あえて書いておきたい。

 

楽譜は家を建てる時の

設計図のようなものかもしれない。

設計士さんが作曲者で、

演奏する人は大工さん。

そんな関係かもしれない。

いい仕事をする大工。

いい仕事って漠然とした表現だけど、

私は丁寧な仕事をいい仕事だと思う。

そう、丁寧な演奏、

私が目指しているのはそんな演奏かもしれない。

楽譜を丁寧に見て、丁寧に演奏する。

そこに気持ちを乗せることが必要だったら

乗せるけれど、

自分で音楽を作ってやろう、

ということはしないほうがいい。

まだ未熟だから、それをしようとすると失敗する。

設計図通りの家は建たなくる。

住む人は 聴く人。

風の向き 日の入り方

図には書ききれない、

目には見えないものも感じる。

ピアノを弾く時に、もし全部説明したら、

押し付けになってしまう。

私が楽譜を読んで何かを感じ

思い浮かべて楽しんだように、

聴く人が自由に何かを感じ、

楽しめる余地を残しておきたい。

私の先生は感情を込めても

どこかに冷静な部分は残しておいたほうがいい

っていうけれど、多分こういうことだと思う。

 


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大人のピアノのレッスン、私のピアノレッスン

大人のピアノレッスンって

人によって、全然違いますよね。

好きな曲や弾きたい曲を中心に習う方、

バイエルからコツコツやる方、

曲も弾きたいけど、基礎も、バランスよく習う方、

でも、先生に教えてもらいながら、

一緒により良い音楽を作り上げるというのは、

共通していて、何が違うかといえば、

どんな曲で、というのと、

1曲に対して意識する内容

なのではないかと思うんです。

それは、何に楽しさを感じるかとか、

何を目指すかによって違ってくるのかなと思ったりします。

難しい曲が弾けるようになったことに楽しさを感じたり、

自分の好きな曲の世界観に入り込めるから楽しかったり、

できなかったことが、できるようになることに楽しさを感じたり。

私の場合は、何に楽しさを感じるかといえば、

楽譜に書かれていることが、ちゃんと読みとれて、

それを表現できて、音楽を感じられたら楽しい。

ピアノの音が好きだから、

素敵な曲なんか弾けなくても、

バイエル程度の曲でも、

色んな音色を、自分で弾いた音で感じられたら、

それだけで楽しい。

難しい曲だとそれができなくなってしまうから、

簡単な曲で、深くしていくほうが

楽しさを感じられる。

難しい曲って曖昧だけど、

今の私のレベルだと、

ブルグミュラーの1曲目の「素直な心」は

難しい曲になります。

一つ前の記事で、

レッスンでどんな曲を習っているか

参考動画のリンクを貼ったんですけど、

それぐらいだと、私でも気付けることがあって、

先生に弾き方を質問したり、

先生もレッスンの中でどんどん思いついて

どんどん付け足していって、

気付くと、音符一つひとつ全部に

意味を持たせて弾かないといけないぐらいの

難しい曲になってたり。

そんなレッスンを楽しんでいます。

大人のピアノレッスン、何が大事かって、

周りの声に惑わされず、

(といっても、もちろん先生に相談しながら)

自分がやりたいレベルの曲で、

自分なりの進み方で、

ピアノを楽しめばいいんじゃないかなと

思ったりします。

 


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夢の中での話 花の曲に花の香りをつける

私の夢の中での話なんですけどね。

出てきたのは同じ教室に通っている上手な生徒さん。

その生徒さんが花の歌という題名の曲を弾いていて、

花の曲だから花の香りをつけて表現するの・・・

って言っていたんです。

その後、すぐに目が覚めました。

花の歌といってもランゲの花の歌ではなく

どんな曲だったかも覚えていないけれど

かわいらしい感じの曲だったような気がします。

今日はずっとこの夢の中の言葉がはなれず、

ぼーっと考えていたんです。

で、ふと、ピアノで曲を弾く時に何か映像だったり光だったり

視覚できるものをイメージしながら弾くことはあるけれど、

香りをイメージしたことがなかったな。

と気付いたんです。

そう気付いてから、香りは嗅覚。

じゃあ触覚はどうだろう?

ざらざらとか、つるつるとか

温かい冷たいとか温度はどうだろう?

と思ったんです。

音などの聴覚的なもの、視覚的なものばかりでなく

五感で感じられるもの、触覚も、嗅覚も、味覚も

使って表現を考えたら、もっと音が立体的になって

楽しそうだなと思いました。

 


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このブログについて

2016年7月にココログで「初心者だけど、ピアノが好き」という名前でブログを書き始め、2018年9月に「sound note」に名前を変え、2019年7月に忍者ブログに引っ越しました。ココログの時に書いていた記事とコメントを移しましたが、コメントにタグが入ってしまいました。ココログのほうも残してありますので、読みにくい場合はhttp://yumiko.tea-nifty.com/piano/をご覧いただくか、このブログ内のカテゴリー「バックナンバー」の記事に貼られているリンクよりご覧ください。

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