今日で1月も終わり、もうすぐ節分。
日差しに少しずつ春が感じられて嬉しい。
今日は少し温かさも感じる。
1月は本当に体が動かなくて、辛かったな~。
もう動けないのが目に見えてたし
ピアノの練習も捗らなさそうな気がしたから、
無理して動こうとしないで
その状態でできそうなことをしようと思って
年末までにと思ってた薬膳の通信講座に申し込んだ。
季節に合わせた養生法とか食事ができたら
少しは体が楽になるかなと気軽な気持ちでいたけど、
勉強し始めたら中医学とか薬膳が壮大な考えに基づいて
成り立っていることを知って、
難しいけど面白いなと思って本を読んでいるうちに
自分の考え方も少し大きくなっているのを感じた。
中医学では中庸といって真ん中の状態を健康とするんだけど、
元気がなさすぎるのも、元気がありすぎるのも良くないと考える。
元気がありすぎなのが良くない理由は
元気が良すぎるってことはどこかに負荷や無理がかかっているので
それはバランスが崩れていると考えるかららしい。
他にも、五臓六腑のバランスもどこかか強くなったり
弱くなったりも良くないと考える。
どこかの臓器が弱くなっていることで
相対的にどこかの臓器が強くなったり、
どこかが元気すぎることによって相対的にどこかの
臓器が弱くなったりするのもよくないので、
鎮めたり、補ったりしてバランスを保つ。
弱いと強いの白と黒の関係だけでなく
相対的にみてどうなっているのかって考える考え方は
私のものの考え方になかったので、この考え方をすることで、
少し大きな視点でものを見られるようになった気がする。
そんなこんなで中医学の入門書を面白がって読んでいたから、
ピアノのについて考え過ぎずほどほどに考えることができて、
自分にかけてしまっていたフィルターに気付くことができた。
前の記事で無駄に音程を追っているっていうフィルターがかけているって書いたけど、
どうせ自分は頑張ってもできないっていうフィルターもかけているし、
自分は下手だから人の10倍ぐらい努力しないとできるようにならない
っていうフィルターもかけている。
頑張ってもできないから、今のところで楽しむしかないって思うようになって
いつしか上を目指さなくなった。
背伸びし過ぎもよくないけど、この考え方もよくない。
自分でできないって決めつけたら絶対にできるようにならない。
下手だから努力しなくちゃできるようにならいって考え方もよくない。
下手だからって決めつけてしまうと、ピアノを弾く時に委縮した弾き方になってしまう。
そんな考え方で練習してたら、弾いても弾いても登っていかない
負のスパイラルにはまる。
この状態でよく弾き続けていたなと思うと自分のことが自分で怖くなった。
きっと先生が、それでも何とか楽しんでほしいと思ってくれていたから
それが救いだったんだと思う。
だからたまに悩むことはあってもレッスンだけは楽しいと感じられていたんだと思う。
とりあえず思考回路だけは負のスパイラルから外れたけど、
外れてら外れたでずとーんと落ちて頭の中からっぽ。
どうやってピアノを弾いたらいいのかわからなくなってしまった。
この記事、投稿して大丈夫かって心配になるけど
嘘は書いてないからいっか。
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